回転次数比分析(トラッキング分析) ①
エンジンやモーターなどの回転体に対し、振動や音を分析する場合、回転数、又は、回転次数に応じた分析を行うことで、回転数に起因した現象(構造物や部品の固有振動数)を測定できます。このような分析手法を回転次数比分析(又はトラッキング分析)と言います。
本システムは、多チャンネル分析処理器SA-02シリーズを使用し、回転データ(TACHO入力)と騒音や振動の波形データを同時に取得し、対象物の回転次数比分析ができます(コンターマップ図・キャンベル線図・ウォーターフォール図・回転数-レベル等で表示可能)
また、収録した騒音・振動の波形データは、WAVEファイルへ変換し”音”として聞くことができます。
設計・開発
実験
品質保証
回転次数比分析(トラッキング分析) ②
多機能計測システムSA-A1で、オーダートラッキングプログラムを使用すると、機械の回転数データと騒音と振動の波形データを同時に収録できます。収録した波形データ(オフライン)を使用してオーダートラッキング分析を行うと、回転数の変化に応じた騒音、または振動の状態を把握できます。分析結果はSA-A1の画面に回転数-レベルグラフで表示します。
オフラインで収録した波形データを使用して分析するため、後に周波数分解能などの条件を変更して、複数の分析結果を得られます。自動車のエンジン付近に加速度ピックアップ、マイクロホン、回転センサ、回転計を設置して、測定をしているイメージです。
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